みなさん、初めまして!
Nagisaでゲームエンジニアをしております、佐野と申します。
主にiOS/Androidのクライアント側の実装を担当しています。

学生時代、縁があってインターン生としてNagisaにジョインし、
そのまま新卒として入社してから早2年以上がたちました。

今回は、Nagisaの事業部の中の1つ『エンタメ事業部』の
エンジニアの環境や仕事について、ご紹介したいと思います。

エンタメ事業部とは?

エンタメ事業部では、
先日公開された「ぼくのモンスター」を始めとする
カジュアル〜ミドル規模のゲームの開発・運用を行なっています。
iOS版インストールはこちらから

よく、「ゲーム事業部じゃないの?」という質問を受けますが、
理由は大きく2つありまして・・・

以前はゲーム以外にもダイエット系アプリやツール系アプリの
開発も行なっていた名残として残っているのが1つ。
もう1つは、事業部がゲーム専門になるタイミングで、
「今後は漫画やアニメ、グッズ展開もしていきたい!」
という社員たちの野望を反映して、
広い意味での「エンタメ」事業部という名称をそのまま採用しています。

自社ゲームエンジン作ってます。

弊社ではcocos2d-xを基盤としたゲームエンジンを自社で開発中です。
OpenGLでマルチプラットフォームに対応できるcocos2d-xですが、
広告や課金、SNS連携などネイティブ側の痒いところに手が届かない部分を補い、
さらに、UIやShader、DBなど使い回すことが多い機能を集約するために運用しています。

よって、
– ゲーム部分はC++
– iOS部分はObjective-C
– Android部分はJava
と、3言語に分かれて書かれています。

前述した「ぼくのモンスター」では、このゲームエンジンを初めて採用し、
同時に作られていきました。

エンタメ事業部のエンジニアはこんな人たち

そんなエンタメ事業部には現在2名のエンジニアが在籍しています。
それぞれ、クライアントサイド(自分)と、サーバサイドを担当しています。

クライアントエンジニア

クライアントエンジニアはゲーム開発のすべてを最初から担当します。
– ディレクターとの要件定義と実装工数の見積もり
– デザイナーとのUI/演出のすり合わせとリソースの受け渡し
– アプリケーションへの実装
– 社内へのテスト配信とデバッグ
– Appleへの申請と公開
いつもの流れとしてはこんな感じです。

新規プロジェクトでは、およそ3ヶ月程度、
その後、全員でKPIの数値を追いながら、およそ2週間程度でアップデートのPDCAを回します。

サーバエンジニア

サーバエンジニアは主にゲームエンジンの保守及び機能の追加を継続的に行なっています。
現在では、「ぼくのモンスター」を実現するために
– リソースの配信
– パラメータの配信
– 課金の検証/集計
と、現在は必要最低限の機能のみで運用されています。

今後予定している、アップデートに向けて
絶賛、機能を追加している最中です!

最後に、これからのお話

エンタメ事業部では現在、「ぼくのモンスター」を運用しながら、
今まさに、その技術やノウハウを、自社ゲームエンジンに集約している最中です。
次のプロジェクト、さらに次のプロジェクトへと、より良いゲームが作れる基盤が完成すれば
まさに、私の思惑通りと言ったところでしょうか。

正直、ゲームの実装もしながら、KPIも追って、ゲームエンジンも作って、と
やることはいっぱいです!
(早く家に帰ってスプラトゥーン2もDQ11もやりたいし)
が、ディレクターやデザイナーと直接やりとりをしながらひたすら実装をして、
プロジェクトが、ひいては事業部が、会社が目に見えて成長していく
当事者の1人として立たせてもらっていることに、非常にやりがいを感じています。

Nagisaではゲームを作り、世の中に公開する始めから終わりまでを、
役職や年齢関係なく、すべてを体感することが出来ます。
単純にゲームの開発に興味がある方、
開発エンジンなど技術に興味がある方、
役職を飛び越えて納得できる物が作りたい方、
どんな方でも満足のいく環境だと思っています。

もし、興味がありましたらWantedly等で随時募集をしておりますので
一度お話しでも出来ればと思っています。
それでは!